ExcelのSUMIFS関数で複数条件に一致するセルの合計を求める
よく似た関数のSUMIFは検索条件が1個です。SUMIFSは複数の検索条件を設定できます。ここでは、エラーの原因も含めた使い方を掲載します。
構文 : SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
- 条件範囲と条件のペアは最大127個まで指定できます。
- 合計対象範囲と条件範囲は同じ行数か列数を指定する必要があります。 よく起きる#VALUE!エラーの原因はこれになります。
- 検索条件に文字列を使う場合は、” で囲みます。
- 複数条件はAND条件になり、全て満たされている個数が返ります。
SUMIF関数の使い方は
このページを参照してください。
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SUMIFS関数に複数条件を設定する
下の売上表を使います。
この表から、店コードがB2で数量が10個以上の金額合計を求めます。
リボンの[数式]~[数学/三角]~[SUMIFS]を選択します。
関数の引数ダイアログボックスが開くので下記の設定を行います。
- 合計対象範囲 : 合計金額を求めるので範囲は、F5:F15になります。
- 条件範囲1 : 店コードを検索するので範囲は、B5:B15になります。
- 条件1 : 店コードがB2の文字列を検索するので、"B2"になります。
- 条件範囲2 : 数量を検索するので範囲は、E5:E15になります。
- 条件2 : 数量が10以上を検索するので、>=10になります。
これでSUMIFS関数を入力できました。
店コードがB2で数量が10個以上の金額合計は36772になっています。
SUMIFSで良く起きるエラー
下はSUMIFS関数で#VALUE!エラーが発生している表です。
エラーの原因は下のように、合計対象範囲の行数と、条件範囲の行数が異なっているためです。
行数を同じにするとエラーは解除できます。
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