ExcelでVBAで必ず使用する、基本の機能なので必ず覚えてください。
プロシージャは1つの「手続き」「処理」「関数」などと呼ばれ、これを組み合わせることでソフトを作成していきます。
プロシージャは後で分かり易い単位で分割し作成します。このあたりは特に決まりはなく個人的な判断になります。
入力方法については「標準モジュール入力画面の表示方法」を参照してください。
下のように複数の処理を1つのプロシージャにすることもできるし、別々に分けることもできます。
例えば、入力された日付の曜日と祭日であれば祭日名を取得する場合、
[例 1個のコードで取得]
Sub
曜日を算出
祭日を算出
End Sub
[例 個々に分けて取得]
Sub
曜日 (曜日を取得するプロシージャの呼び出し)
祭日 (祭日を取得するプロシージャの呼び出し)
End Sub
Sub 曜日 (曜日を取得するプロシージャ)
曜日を算出
End Sub
Sub 祭日 (祭日を取得するプロシージャ)
祭日を算出
End Sub
Subプロシージャは値を返しません。
Sub プロシージャ名
コード
End Sub
Functionプロシージャは値を返します。
Function プロシージャ名 As 型名
コード
End Function
Publicが付くプロシージャは別のモジュールからでも呼び出しができます。
Privateが付くプロシージャは同じモジュールからのみ呼び出しできます。
後で「このプロシージャは他からも使われている」とか分かるように使い分けてください。
Asの後には返す値の型を付けます。
型には下記のようなものがあります。次の変数にも使用しますので覚えてください。
Bute | 0 ~ 255 の数値 |
Boolean | True(-1) か False(0)の数値 |
Integer | -32768 ~ 32767 の数値 |
Long | -2147483648 ~ 2147483647 の数値 |
Single | 4 バイトの符号付き単精度浮動小数点数値。負の値は -3.4028235E+38 ~ -1.401298E-45、正の値は 1.401298E-45 ~ 3.4028235E+38 の数値 |
Double | 8 バイトの符号付き浮動小数点数値。負の値は -1.79769313486231570E+308 ~ -4.94065645841246544E-324、正の値は 4.94065645841246544E-324 ~ 1.79769313486231570E+308 の数値 |
Currency | 通貨を扱います。 -922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807 |
Date | 日付・時間を扱います。 西暦100年1月1日 ~ 9999年12月31日 |
String | 文字を扱います。 0 ~ 2GB |
Object | フォーム等のオブジェクトを扱います。 |
Variant | あらゆるデータ型を扱います。 サイズが大きいのでなるべく決められた型を使用します。 |
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