Excel VBA:ステータスバーに実行状況を表示する|Application.StatusBar
アプリのインストール時や長い処理を行う場合などに使用されるステータスバーをExcel VBAで表示させます。
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Excel VBAでステータスバーには現在の状況を表示します。
表示させるには、Application.StatusBarを使います。
ここではTimer関数を使用し、経過時間を表示させます。
進行状況をパーセント表示させるには、処理内容を分割し、その単位で割り振ることで可能です。
関連する「Timer関数を使用した3分間タイマー作成|分秒の表示」も掲載していますので、参考にしてください。
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■ステータスバー表示の実行手順
- ステータスバーが表示されていない場合もあるので、元に戻す為、現在の表示状態を保存します。
- ステータスバーを表示します。
- 「実行中..」と表示します。
- 10秒単位でカウントし、10秒毎に経過時間を表示します。
- ステータスバーのメッセージを消します。
- 開始時に保存した状態に戻します。
実行Excelシート画面
矢印のステータスバーに10秒毎の経過時間が表示されます。
Excel VBA実行コード
Sub ボタン3_Click()
Dim lnow As Long
Dim i As Long
Dim bpush As Boolean
'ステータスバーの現在の状態を保存
bpush = Application.DisplayStatusBar
Application.DisplayStatusBar = True
Application.StatusBar = "実行中..."
DoEvents
For i = 1 To 5
lnow = Timer
Do
If Timer - lnow > 10 Then
Exit Do
End If
Loop
'ステータスバーに経過時間を表示
Application.StatusBar = i * 10 & "秒経過"
DoEvents
Next
Application.StatusBar = ""
'開始時の表示状態に戻す
Application.DisplayStatusBar = bpush
End Sub
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