Excel VBAでセルの挿入とセルの削除をする方法:InsertとDelete

Insertを使ってセルの挿入、Deleteを使ってセルの削除をするVBAです。




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Excel VBAでセルに挿入するには、Insertメソッドを使用します。

引数に、xlShiftDownをセットすると、指定セルの上に挿入されます。

引数に、xlShiftToRightをセットすると、指定セルの左に挿入されます。


Excel VBAでセルを削除するには、Deleteメソッドを使用します。

引数に、xlShiftUpをセットすると、指定セルの下のセルが上に移動します。

引数に、xlShiftToLeftをセットすると、指定セルの右のセルが左に移動します。


関連するVBA「セルの結合と解除」を掲載しています、参照してください。



セルの挿入とセルの削除をするExcel VBA

Excel VBA実行コード

コマンドボタン クリックイベント VBAの説明

[セルの挿入]ボタンをクリックすると、CommandButton1_Clickイベントが開始します。

  1. [B10:B13]セルに、xlShiftDownで下方向にセルを挿入します。
  2. [C6:D6]セルに、xlShiftToRightで右方向にセルを挿入します。

[セルの削除]ボタンをクリックすると、CommandButton2_Clickイベントが開始します。

  1. [B10:B13]セルを、xlShiftUpで上方向にセルを削除します。
  2. [C6:D6]セルを、xlShiftToLeftで左方向にセルを削除します。
Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()
    '行方向の挿入
    ActiveSheet.Range("b10:b13").Insert shift:=xlShiftDown
    '列方向の挿入
    ActiveSheet.Range("c6:d6").Insert shift:=xlShiftToRight
End Sub

Private Sub CommandButton2_Click()
    '行方向の削除
    ActiveSheet.Range("b10:b13").Delete shift:=xlShiftUp
    '行方向の削除
    ActiveSheet.Range("c6:d6").Delete shift:=xlShiftToLeft
End Sub

VBEの入力画面

CommandButton1_Clickが[セルの挿入]ボタン、CommandButton2_Clickが[セルの挿入]ボタンです。




Excelシート画面

Excel2013の実行画面を追加しました。

実行前の画面です。

Excel2013の実行画面

行方向の挿入

ActiveSheet.Range("b10:b13").Insert shift:=xlShiftDown

を実行すると、下のように縦方向に空白セルが挿入できます。

行方向の挿入

列方向の挿入

ActiveSheet.Range("c6:d6").Insert shift:=xlShiftToRight

を実行すると、下のように横方向に空白セルが挿入できます。

列方向の挿入

Excel2007の実行画面

■セルの挿入を実行

セル挿入シート

■セルの削除を実行

セル削除シート


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