Excel練習問題５：数量と単価から金額を出す計算式の入力方法と数式のコピー方法を学びます。

金額の計算式は「数量」×「単価」になります。

1）G3セルに計算式を入力します。

2）入力したG3セルをG4セルにリボンを使ってコピーします。

金額を出す計算式「数量」×「単価」を入力する

G3セルに移動します。

「＝（イコール）」を入力します。 これが計算式を入力する合図になります。

計算式の入力は基本、半角で入力します。

数量が入力されているセル D3セルをクリックします。　これで「=D3」と表示されます。

掛け算の記号「*」を入力します。　これで「=D3*」と表示されます。

単価が入力されているセル F3セルをクリックします。　これで「=D3*F3」と表示されます。


Enterキーを押すと金額が計算され表示されます。

---

参考

四則演算（足し算・引き算・掛け算・割り算）の記号は下記になります。

• 足し算　：　＋
• 引き算　：　－
• 掛け算　：　*
• わり算　：　/

計算式をリボンを使ってコピーする

コピー元の計算式が入力されているG3セルに移動します。

リボンの［ホーム］～クリップボード グループの［コピー］をクリックします。 これでコピー元のセルは点線が回転表示されます。

ここでポイントは普通に貼り付け（ペースト）を行うことはできないということです。

普通に貼り付けすると罫線までコピーされるので、実行するとコピー先のG4セルは、上が太線で下が細線になり表のスタイルが崩れてしまいます。　ですのでこの場合、計算式のみ貼り付けを行います。

リボンの［ホーム］～クリップボード グループの［貼り付けの下の三角］をクリックします。

様々な貼り付け方法がリスト表示されるので［数式］をクリックします。　これで書式や数値などを除いた数式のみがコピーできます。

これで金額の計算式を他のセルにコピーできました。

ここでポイントは、上の数式バーに表示されている計算式です。

コピー元の計算式「=D3*F3」が「=D4*F4」に変更されています。

このようにExceｌはコピー先に合うように自動的にセル位置が変更されます。

これを相対参照といい、変更させない絶対参照もあります。

四則演算のやり方は「引き算の仕方～割り算の仕方」も参考にしてください。