Excel VBA講座 基礎知識・準備:変数

Step 3 変数



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変数とは

変数とは、数値や文字などの変化する値をメモリ内に格納する入れ物です。

変数名は自由に設定できますが、下記のような規則があります。
  • 文字・数値・アンダースコア(_)を使います。
  • 先頭は文字を使用します。
  • 半角で255文字以内にします。
  • スペースや記号は使用できません。
  • Excelのメソッドや関数と同じ名前は使えません。

変数は格納する値によって、種類を変える必要があります。これをデータ型といいます。
データ型には決まりがあります。例えば、数値のデータ型の変数に、文字を格納することはできません。
データ型には下記の種類があります。

  • バイト型(Byte) : 0~255の数値を格納
  • ブール型(Boolena) : True(真)かFalse(偽)の値を格納
  • 整数型(Integer) : -32,768~32,767の数値を格納
  • 長整数型(Long) : -2,147,483,648~2,147,483,647の数値を格納
  • 単精度浮動小数点型(Single) : 負の値は -3.402823E38 ~ -1.401298E-45、正の値は 1.401298E-45 ~ 3.402823E38 の数値を格納
  • 倍精度浮動小数点型(Double) : 負の値は -1.79769313486231E308 ~ -4.94065645841247E-324、正の値は 4.94065645841247E-324 ~ 1.79769313486232E308 の数値を格納
  • 通貨型(Currency) : -922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807の数値を格納
  • 日付型(Date) : 日付と時刻を格納
  • 文字型(String) : 0 ~ 2GBの文字列を格納
  • オブジェクト型(Object) : オブジェクトを格納
  • バリアント型(Object) : あらゆるデータ型を格納

数値型は、規定範囲外の数値を格納するとオーバーフローのエラーが発生します。

変数を使うには、プログラム内で宣言し使用する方法と宣言しない方法があります。
基本的には、宣言した方がプログラムが分かり易くなり、後々デバッグし易くなります。

宣言の構文は、「Dim 変数名 As データ型」になります。

使用例
変数宣言の使用例


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