テキストボックスがフォーカスを取得した時の選択状態を設定

フォーカスを取得した時の選択状態を設定するには、EnterFieldBehaviorプロパティを設定します。
■ 構文
object.EnterFieldBehavior [= fmEnterFieldBehavior]

[ 引数 fmEnterFieldBehavior の定数 ]
fmEnterFieldBehaviorSelectAll : (0) 編集領域の内容をすべて選択します (既定値)。
FmEnterFieldBehaviorRecallSelection : (1) 前回にコントロールがアクティブだったときの選択内容に従います。



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実行画面

TABキーでフォーカスを移動させると良く分かります。

姓のテキストボックスがフォーカスを取得した場合、全部選択されます。
テキストボックス選択ソフト

名のテキストボックスがフォーカスを取得した場合、前回選択していた部分が選択されます。
フォーカス時の選択状態

実行VBAコード

Option Explicit

Private Sub UserForm_Initialize()
    
    '全選択
    TextBox1.EnterFieldBehavior = fmEnterFieldBehaviorSelectAll
    
    '前回の選択
    TextBox2.EnterFieldBehavior = fmEnterFieldBehaviorRecallSelection
    
End Sub

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