TimeValue関数:文字列を時刻型に変換するExcel VBA関数|エラーになる場合

TimeValueとは、時刻を表す文字列を引数にすると時刻型に変換できる関数です。日付が含まれた文字列の場合でも、時刻の部分のみ変換できます。ここではエラーになる場合など色々な文字列で試してみます。


構文: TimeValue(Time)

Date : 00:00:00 (00:00:00 AM) ~ 23:59:59 (11:59:59 PM)の範囲で指定します。



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TimeValue関数のVBA使用例

下の各種の時刻を表した文字列でテストします。文字列なので左揃えで表示されています。
B2セル : 「:」で区切った形式
B3セル : 24時間形式の時刻
B4セル : AM・PMを追加
B5セル : 日付 時刻の形式

各種の時刻を表した文字列でテスト

TimeValueで文字列を時刻に変換するVBAです。
TimeValueで文字列を時刻に変換するVBA

・B列の文字列を変換し、C列に表示します。

Sub MyDTimeValue()
    Range("C2").Value = TimeValue(Range("B2").Value)
    Range("C3").Value = TimeValue(Range("B3").Value)
    Range("C4").Value = TimeValue(Range("B4").Value)
    Range("C5").Value = TimeValue(Range("B5").Value)
End Sub

実行結果です。
すべての時刻を表す形式が正常に変換できました。
すべての時刻を表す形式が正常に変換

時刻の表示形式は下記の方法で変更できます。
リボンの[ホーム]~数値グループの右下ボタンをクリックします。
するとセルの書式設定ダイアログが開きます。
表示形式タブ~分類の時刻で、種類を選択します。
セルの書式設定ダイアログで時刻の書式変更

〇〇時〇〇分〇〇秒の表示形式に書式を変更した結果です。
書式を変更した結果

TimeValue関数でエラーになる場合

下の形式でテストしましたが、すべてエラーになりました。

B2セル : 「-」で区切った形式
B3セル : スペースで区切った形式
B4セル : 「/」で区切った形式
B5セル : 25時にした場合
TimeValue関数でエラーになる場合

全て「実行時エラー13:型が一致しません」のエラーになりました。
実行時エラー13:型が一致しません



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