SpecialCellsで空白セルと数式が入力されているセルを選択する
空白セルを選択するVBAです。
・引数TypeにxlCellTypeBlanksを指定しています。
Sub MySpecialCells()
Range("B4:F15").SpecialCells (xlCellTypeFormulas)
(xlCellTypeBlanks).Select
End Sub
実行結果のシートです。
空白のセルが選択されています。
数式が入力されているセルを選択するVBAです。
・引数TypeにxlCellTypeBlanksを指定しています。
Sub MySpecialCells()
Range("B4:F15").SpecialCells (xlCellTypeFormulas)
(xlCellTypeBlanks).Select
End Sub
実行結果のシートです。
数式が入力されているセルが選択されています。
数式が入力されているセルの背景色をピンクに変更するVBAです。
・Interior.Colorで背景色を設定します。
・RGB(234, 148, 152)でピンクになります。
Sub MySpecialCells()
Range("B4:F15").SpecialCells(xlCellTypeFormulas).Interior.Color = RGB(234, 148, 152)
End Sub
実行結果のシートです。
数式が入力されているセルの背景色がピンクになりました。
SpecialCellsでエラーのセルを取得し、その個数を表示する
エラーのセルを取得し、そのセル数をMsgboxで表示するVBAです。
・Rangeオブジェクトに、SpecialCellsで取得したエラーのセルをセットします。
・Rangeオブジェクトにセットされたセルの個数をMsgboxで表示します。
Sub MySpecialCells()
Dim tRange As Range
Set tRange = Range("B4:F15").SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors)
tRange.Select
MsgBox "エラーが発生しているセルが、" & tRange.Count & "個ありました。"
End Sub
実行結果です。
エラーの発生しているセルの個数が表示できました。
上のVBAをエラーが発生していない表で実行すると、下のように「実行時エラー:アプリケーション定義またはオブジェクト定義のエラーです」とエラーになってしまいます。
On Error Gotoを使用しエラーを回避したVBAです。
・エラーが発生した場合、On Error GotoでラベルErrExitにとばします。
Sub MySpecialCells()
Dim tRange As Range
On Error GoTo ErrExit
Set tRange = Range("B4:F15").SpecialCells(xlCellTypeFormulas, xlErrors)
tRange.Select
MsgBox "エラーが発生しているセルが、" & tRange.Count & "個ありました。"
Exit Sub
ErrExit:
MsgBox "エラーが発生しているセルは見つかりませんでした。"
End Sub
実行結果です。
エラーがない場合、「エラーが発生しているセルは見つかりませんでした。」とメッセージが表示されます。