シート・セル・列・行を選択するExcel VBA

Excelの選択とは、操作する範囲を指定することです。

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通常の操作でセルを選択しフォントや表示位置を設定しますが、それと同じようにVBAで選択し操作します。

選択するVBAは「Selectメソッド」を使用します。

シートを指定するには、Sheets・Worksheets・ActiveSheetを指定します。
セルを指定するには、Range・Cellsを指定します。
行を指定するには、Rowsを指定します。
列を指定するには、Columnsを指定します。

ここで使うExcelの用語

カーソルとは、入力位置をしめす縦線等の記号位置です。点滅している場合が多いいです。

ブックとは（正式にはワークブックといいます）、1つのファイルを表します。

シートとは（正式にはワークシートといいます）、一枚の表を表します。Excelで新規ファイルを作成した場合、新規ブックが作成され、その中に3枚のワークシートが含まれています。

Excelの最大列数と最大行数は？

列は縦方向、行は横方向です。右端列はExcel2003までは「IV」、Excel2007では「XFD」になります。

Excel2003までのシートは65,536行×256列になります。
Excel2007では 1,048,576行×16,384列になります。
Excel2019もExcel2007と同じで 1,048,576行×16,384列になります。

関連するTipsの「ブック・シート・セルの名前」も参照してください。

シート・セル・列・行を選択するExcel VBA コード

シートを選択するVBA

'カーソルがあるシート
ActiveSheet.Select
'Sheet1を選択
Worksheets("Sheet1").Select
'1番目のシートを選択
Worksheets(1).Select

セルを選択するVBA

'カーソルがあるセル
ActiveCell.Select
'A1形式
Range("B2").Select
'範囲指定
Range("B2:C3").Select
'複数範囲
Range("B2:C3,B5:C6,B8:C9").Select
'セル位置範囲指定
Range(Cells(2, 2), Cells(3, 3)).Select
'行指定
Range("2:2").Select
Range("2:4").Select
Range("2:4,6:7").Select
'列指定
Range("C:C").Select
Range("C:E").Select
Range("C:E,G:I").Select

'セル位置選択
'Cells( 行 [↓] , 列 [→] )
Cells(2, 3).Select

行と列を選択するVBA

'Offset指定
Selection.Offset(-1, 2).Select
'行方向の選択
Selection.Offset(1).Select
'列方向の選択
Selection.Offset(, 2).Select

'列の選択
Columns(2).Select
'複数列の選択
Columns("C:D").Select

'行の選択
Rows(2).Select
'複数行の選択
Rows("2:4").Select

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