CELL セルの情報を求めるExcel関数

CELL関数とは、セルの書式、位置、内容の情報を求める関数です。
調べたい内容は、引数の「検査の種類」に指定します。

構文: CELL(検査の種類, [対象範囲])
検査の種類 - (必須) 調査する検査の種類を指定します。
対象範囲 - (省略可能) 対象のセルを指定します。最後に変更されたセルが対象になります。範囲を指定した場合、その範囲の左上隅のセルに関する情報だけが返されます。



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■ 検査の種類
  • "address" : 参照を表す文字列
  • "col" : セルの列番号
  • "color" : 負の数を色で表すかどうか。 表す場合は 1、それ以外の場合は 0
  • "contents" : セルの値
  • "filename" : ファイルのフル パス名。ワークシートが保存されていなかった場合は、空白文字列
  • "format" : セルの書式形式
  • "parentheses" : 正の値またはすべての値をかっこで囲む書式がセルに設定されている場合は 1、それ以外の場合は 0
  • "prefix" : セルの文字位置。左詰めの文字列を含むときは単一引用符 (')、右詰めの文字列を含むときは二重引用符 (")、中央揃えの文字列を含むときはキャレット (^)、両揃えの文字列を含むときは円記号 (\)、また、セルにそれ以外のデータが入力されているときは空白文字列 ("")
  • "protect" : セルがロックされていない場合は 0、ロックされている場合は 1
  • "row" : セルの行番号
  • "type" : セルのデータタイプ。 空白の場合は "b"、文字列定数が入力されている場合は "l" 、その他の値が入力されている場合は "v"
  • "width" : 小数点以下を切り捨てた整数のセル幅
■ 検査の種類を "format" にした書式設定
  • "G" : G/標準
  • "F0" : 0
  • ",0" : #,##0
  • "F2" : 0.00
  • ",2" : #,##0.00
  • "C0" : $#,##0_);($#,##0)
  • "C0-" : $#,##0_);[赤]($#,##0)
  • "C2" : $#,##0.00_);($#,##0.00)
  • "C2-" : $#,##0.00_);[赤]($#,##0.00)
  • "P0" : 0%
  • "P2" : 0.00%
  • "S2" : 0.00E+00
  • "G" : # ?/? または # ??/??
  • "D4" : m/d/yy または m/d/yy h:mm または mm/dd/yy
  • "D1" : d-mmm-yy または dd-mmm-yy
  • "D2" : d-mmm または dd-mmm
  • "D3" : mmm-yy
  • "D5" : mm/dd
  • "D7" : h:mm AM/PM
  • "D6" : h:mm:ss AM/PM
  • "D9" : h:mm
  • "D8" : h:mm:ss


実行画面

B列 : 調査するセル
C列 : CELL関数

3行目 - "address"
4行目 - "col"
5行目 - "color"
6行目 - "contents"
7行目 - "filename"
8行目 - "format"
9行目 - "parentheses"
10行目 - "prefix"
11行目 - "protect"
12行目 - "row"
13行目 - "type"
14行目 - "width"
CELL関数の使用例サンプル

入力されてる、CELL関数を数式表示させたシート
CELLエクセル関数

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