CODE関数:文字列の先頭をASCIIまたはJISコードに変換するExcel関数
コンピュータは文字を文字としてではなく、割り当てられた数値として処理しています。
例えば「1」は49、「2」は50、「A」は65 になります。
このように文字を数値(コード)に変換するのが、CODE関数です。
CODE関数は、文字列の先頭文字に対応するASCIIコードまたはJISコードに変換します。
- ASCIIコードとは、英数文字を表し128文字(7ビット)あります。
- JISコードとは、ASCIIコードに日本独自のカタカナを加えたものです。
CODE関数の用途はあまりありません。
私が過去使ったのは、マイコンなどのアセンブラで文字表示のためにコードを調べたり、例えば1から10まで表示する場合に、49から+1しループさせるような場面です。
構文: CODE(文字列)
文字列 - (必須) ASCIIコードまたはJISコードに変換する文字列を指定
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CODE関数の使用例
B列 : 変換元の文字列
C列 : CODE関数
- 3行目 - 123の先頭、1を変換しています。
- 4行目 - ABCの先頭、Aを変換しています。
- 5行目 - あいうえの先頭、あを変換しています。
- 6行目 - 関数の先頭、関を変換しています。
- 7行目 - 記号★を変換しています。
- 8行目 - 文字列を指定しないと、#VALUE!エラーになっています。
入力されてる、CODE関数を数式表示させたシート
同類の関数に「
CHAR関数:ASCIIコードまたはJISコードを文字に変換する」があります。
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