TRIM関数 文字列から余分なスペースを削除するExcel関数

TRIM関数は、文字列の余分な空白を削除する関数です。

文字列の前後の空白は全て削除されます。文字の間に含まれる空白は、一つ残します。

構文: TRIM(文字列)
文字列 - 余分なスペースを取り除く文字列を指定します。

TRIM関数の用途

下のコードは数字の「321」をStr関数で文字列に変換しています。
そして、変換結果が代入された変数sと、文字列の「”321”」を並べてイミディエイトウィンドウに表示しています。
結果、変数sの先頭に空白がありズレているのが分ります。

以上のように数値を文字列に変換した場合、先頭に空白が入ります。

この空白を削除するのに、TRIM関数もしくはLTRIM関数を使用します。

Sub a()
    Dim s As String
    
    s = Str(321)
    
    Debug.Print s
    
    Debug.Print "321"
End Sub

数値を文字列に変換し表示するコード



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TRIM関数の使用例 実行画面

B列 : 対象の文字列
C列 : TRIM関数

  • 3行目 - 前後に半角スペースが5個あります。
  • 4行目 - 前後に全角スペースが5個あります。
  • 5行目 - 中に半角スペースが7個含まれています。
  • 6行目 - 中の2ケ所に半角スペースが各5個含まれています。
  • 7行目 - 中の2ケ所に全角と半角スペースが各5個含まれています。
TRIM関数の使用例サンプル

入力されてる、TRIM関数を数式表示させたシート

TRIM関数の入力例

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