MID、MIDB 文字列の指定した位置から、指定文字数を取り出すExcel関数

MID関数は、文字列の指定した位置から指定した文字数分を取り出します。
MID関数は、1バイト文字も 2バイト文字も、1文字としてカウントし取り出します。
MIDB関数は、1バイト文字は1文字、2バイト文字は2文字としてカウントし取り出します。

構文: MID(文字列, 開始位置, 文字数) 、 RIGHTB(文字列, 開始位置, バイト数)
文字列 - 取り出す文字列を指定します。
開始位置 - 取り出す文字位置を指定します。先頭文字が1です。
文字数 - 取り出す文字数を指定します。
バイト数 - 取り出すバイトを指定します。



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実行画面

C列にMID関数、D列にMIDB関数が入力されています。

3行目 - 2バイト文字の「石野美智子」の、1文字目から3文字と3バイトを取り出します。
MIDの場合、「石」が2バイト、「石野」が4バイトなので、3バイトと指定した場合「石」の一文字になっています。
4行目 - 2バイト文字の「お問い合わせ」の、2文字目から4文字と4バイトを取り出します。
5行目 - 1バイト文字の「ExcelExcel」の、5文字目から1文字と1バイトを取り出します。
6行目 - 1バイト2バイト混合文字の「Excel関数Tips」の、6文字目から2文字と2バイトを取り出します。
7行目 - 1バイト2バイト混合文字の「Excel関数Tips」の、6文字目から20文字と、0文字目から20バイトを取り出します。
MIDの場合、20文字ありませんが、正常に最終文字まで取り出されています。
MIDBの場合、開始位置を0に指定していますので、#VALUE!エラーとなっています。
MID関数の使用例サンプル

入力されてる、MID関数とMIDB関数
文字列関数:MID


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