FIND、FINDB 大文字と小文字を区別し文字位置を検索するExcel関数

FIND関数は、大文字と小文字を区別し、指定された文字列を別の文字列の中から検索し、見つかった位置を返します。
FIND関数は、1バイト文字も 2バイト文字も、1文字としてカウントします。
FINDB関数は、1バイト文字は1文字、2バイト文字は2文字としてカウントします。

構文： FIND(検索文字列, 対象, [開始位置])　、　FINDB(検索文字列, 対象, [開始位置])
検索文字列　-　検索する文字列を指定します。
対象　-　検索対象の文字列を指定します。
開始位置 - （略可能）検索開始位置を指定します。省略すると1文字目から検索します。

実行画面

D列にFIND関数、E列にFINDB関数が入力されています。

4行目 -　2バイト文字の「山本達也」から「本」を検索します。
5行目　- 2バイト文字の「綺麗なバラの花」から「バラ」を検索します。
6行目　- 1バイト文字の「ExcelExcel」から「lEx」を検索します。
1バイト文字なので、FindとFindBが同じ位置になっています。
7行目　- 1バイト文字の「ExcelExcel」から「lex」を検索します。
「lex」は小文字なので、見つからず#VALUEエラーとなっています。
8行目　- 1バイト2バイト混合文字の「Excel関数Tips」から「関数」を検索します。
9行目　- 1バイト2バイト混合文字の「Excel関数Excel関数Tips」から、検索開始位置を7に指定し「関数」を検索します。

FINDB関数では、2バイト文字が2にカウントされているのが分かります。


入力されてる、FIND関数とFINDB関数