Excel VBAの日付関数:TODAYとNOWの完全ガイド
Excel VBAで日付と時刻を扱うTODAY関数とNOW関数の活用
TODAY関数の活用
TODAY関数は現在の日付を返します。この関数は特に、日付データが頻繁に更新されるような文書やスプレッドシートで便利です。例えば、日報やタイムシートの作成に利用できます。
TODAY関数は今日の日付(現在のシステムの日付)を取得できます。
ワークシート関数で使用する場合の構文: TODAY()
VBA関数としては使用できません。
引数: ありません。
NOW関数の活用
NOW関数は、現在の日付と時刻を返します。この関数は、正確なタイムスタンプが必要な場合に最適です。レポートの最終更新日時を記録するのに使えるほか、時間に基づいた条件式を設定する際にも役立ちます。
NOW関数は今日の日付と時刻(現在のシステムの日付と時刻)を取得できます。
ワークシート関数で使用する場合の構文: NOW()
VBA関数で使用する場合の構文: NOW
引数: ありません。
関連する「Excel VBA:日付・時間の関数一覧|シートの使用例を解説」も参照してください。
ワークシート関数での実行画面
B3でTODAY関数(=TODAY())を実行した結果、2010/7/5 と日付が表示されました。
B3でNOW関数(=NOW())を実行した結果、2010/7/5 20:01 と日付と時刻が表示されました。
VBA関数での実行画面
TODAY関数をVBAで使用した場合、下のように「コンパイル エラー:変数が定義されていません。」とエラーメッセージが表示され使用できません。
VBAではTODAY関数の代わりに、DATE関数を使用します。
Sub mytest()
Range("B3") = Date
End Sub
実行すると、下のように現在の日付が表示されます。
NOW関数を使用したVBAです。
Sub mytest()
Range("B3") = Now
End Sub
実行すると、日付と時刻が表示されます。
数式バーには秒が表示されていますが、セルには表示されていません。
秒を表示するにはセルの書式設定で行います。
セルの上で右クリックし、表示されるメニューの「セルの書式設定」をクリックするとダイアログが表示されます。
秒を表示するには、左の分類から時刻を選択し種類を選択するか、下のようにユーザー定義で「:ss」を追加します。
これで秒が表示されました。
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