Excel VBA:センチをポイントに変換しセルの高さを設定(CentimetersToPoints)

RowHeightプロパティで行の高さを設定します。




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行の高さを設定するRowHeightプロパティは、ポイントで指定します。

しかしポイントでは分かりにくいので、センチをポイントに変換し指定するようにします。

変換はCentimetersToPointsメソッドを使用します。

ただしExcelの場合、指定したセンチの通り印刷できるとはかぎりません。

プリンタによって異なる場合があります。

Wordの方が距離は正確です。

CentimetersToPointsメソッドの構文

オブジェクト.CentimetersToPoints( Centimeters )

Centimeters:センチの値を指定します。

関連するVBA「Excel VBAで印刷する余白の設定をする:ポイントとセンチ」を掲載しています、参照してください。



Excel VBAで入力されたCmをポイントに変換し、セルの行高さを設定します。

Excelシート画面

変更前のExcelシート
変更前シート

CmをPointに変換するユーザーフォーム

Cmに入力し「変換」ボタンをクリックすると、変換したポイントを下のテキストボックスに表示し、2行目と3行目の高さを変更します。

センチメートルをポイント変換

変更後のシート。行高さが変わっています。

行高さ変更シート

Excel VBA実行コード

Option Explicit

Private Sub CommandButton1_Click()
    Dim ln As Single
    
    '数値かどうか確認
    If IsNumeric(TextBox1.Text) Then
        'cmをポイントに変換
        ln = Application.CentimetersToPoints(TextBox1.Text)
        
        TextBox2.Text = ln
        
        'セルの高さを変更
        ActiveSheet.Rows("2:3").RowHeight = ln
    Else
        Beep
    End If
End Sub



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