Excel VBA：ユーザーフォームを開いた後、シートにフォーカスを移す

Windows APIのSetFocusでフォーカスを移動するVBAを掲載しています。

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例えば、ユーザーフォームに説明のみを記入している場合、ユーザーフォームを開いた後シートにフォーカスを移したい場合があります。

それをVBAで行う方法を掲載しています。

ここでは、Windows API の SetFocus を使いフォーカスを移します。

ユーザーフォームは、vbModeless（モードレス）で開きます。

作成したExcel実行画面

■ 「科目名一覧」ボタンをクリックすると、科目名一覧のユーザーフォームを開きその後、ボタンにフォーカスを戻しています。

Excel VBA実行コード

VBAの解説

念の為、Option Explicitを宣言しています。
Windows API の SetFocusを宣言しています。
コマンドボタンのクリックイベントで実行しています。
Showメソッドでユーザーフォームを開きます。
その場合、vbModelessでモードレスにします。
モードレスにすると、他のウィンドウに操作を移すことができます。
引数をApplication.hwndに指定し、SetFocusを実行します。
Application.hwndを指定すると、ユーザーフォームを開いたExcelウィンドウにフォーカスが戻ります。

VBAコード

Option Explicit

Private Declare Function SetFocus Lib "user32" (ByVal hwnd As Long) As Long

Private Sub CommandButton1_Click()

    'ユーザーフォームを開く
    UserForm1.Show vbModeless
    'シートにフォーカスを移す
    SetFocus Application.hwnd

End Sub

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