Excel CEILING関数の使い方:倍数の最も近い値に切り上げる

CEILINGの読み方はシーリングです、ここではCEILING関数の構文と使い方を解説します。




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CEILING関数は、対象となる数値の倍数の最も近い値に切り上げる関数です。

倍数とは、ある数を整数倍した数のことです。

使い方はちょっと分かり難いですが、例えば下のような場合に使用されます。

3個必要なのに2個単位で売っているなら4個購入することになります。

この場合式は、=CEILING(3,2)で答えは「4」になります。

必要製品数が1500個ですが、入り数が130個単位で購入しないといけません。

この場合実際の購入数は1560個になります。

この場合式は、=CEILING(1500,130)で答えは「1560」になります。

CEILING関数の構文

CEILING(数値、基準値)

  • 数値 :(必須)対象となる数値を指定します。
  • 基準値 :(必須)倍数の基準になる数値を指定します。

関連する関数の「数値の倍数の最も近い値に切り捨てるFLOOR関数」も参照してください。



CEILING関数の使い方

シートの入力例

「必要製品数」と「入り数」から、購入数を計算しています。

「必要製品数」が5個の場合、4個入りの購入になりますので、2ケース購入することになります。

2ケースの場合、製品数は8個になります。

以上のような計算をしたシートです。

  • D7セルのExcel関数: =CEILING(B7,C7)
  • D8セルのExcel関数: =CEILING(B8,C8)
  • D9セルのExcel関数: =CEILING(B9,C9)
  • D10セルのExcel関数: =CEILING(B10,C10)
  • D11セルのExcel関数: =CEILING(B11,C11)
CEILING関数を使用したシート


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