SUBTOTAL関数は平均値だけでなく合計値なども集計できる関数です、通常平均を求めるにはAVERAGE関数を使います。
ここでは両方の使い方を掲載しています。
AVERAGE関数の構文
AVERAGE(範囲)、AVERAGE(数値1,数値2,・・・) 、AVERAGE(範囲,数値)」
引数は最大30個です。
表をフィルタで抽出し表示されていないデータも計算されます。
範囲内の全数値データが対象になります。
空白セル、文字列、エラーのセルなどの数値外のセルは無視されます。
SUBTOTAL関数の構文
SUBTOTAL(集計方法,範囲1,範囲2,...)
集計方法を1にすると、平均値を算出します。
表をフィルタで抽出し表示されていないデータは計算されません。
抽出結果のデータだけを計算します。
SUBTOTAL関数の引数などの詳しい解説は「COUNT関数とSUBTOTAL関数の使い方」を参照していください。
B7セルからB11セルの範囲の平均を計算します。
B3の関数 : =SUBTOTAL(1,B7:B11)
B4の関数 : =AVERAGE(B7:B11)
計算結果
フィルタの抽出結果が、関数にどのように影響されるか試してみます。
上画面のB7セルからB11セルの範囲を、フィルタ機能で「10」を抽出したExcelシートです。
計算結果
以上の結果から、AVERAGE関数とSUBTOTAL関数を使い分けてください。
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