前回、Dir関数を使用したファイルとフォルダの存在確認を行うVBAを掲載しましたが、ここではWindows APIのPathFileExistsを使用したVBAを紹介します。
ファイルとフォルダの存在確認はファイル操作をするアプリでは、エラー回避のためによく使用するので役立つかと思います。
Declare Function PathFileExists Lib "SHLWAPI.DLL" Alias "PathFileExistsA" (ByVal pszPath As String) As Long
pszPath:チェック先のファイル又はフォルダを指定します。
戻り値:存在する場合は1が返り、それ以外の場合は0が返ります。
Option Explicit
'戻り値
'ファイルが存在するとき: 1
'ファイルが存在しないとき: 0
Private Declare Function PathFileExists Lib "SHLWAPI.DLL" Alias "PathFileExistsA" (ByVal pszPath As String) As Long
Private Sub CommandButton1_Click()
'ファイルの存在確認
If PathFileExists("C:\test\隅田川.bmp") = 1 Then
CommandButton1.Caption = "有り"
Else
CommandButton1.Caption = "無し"
End If
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
'フォルダの存在確認
If PathFileExists("C:\test\") = 1 Then
CommandButton2.Caption = "有り"
Else
CommandButton2.Caption = "無し"
End If
End Sub
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