ExcelでDAOを使いデータベースソフトを作ってみよう
Step 7 顧客データ入力の前にデータベースの存在確認をする
顧客データ入力用のユーザーフォームを開く前に、設定シートで作成されたデータベースファイルが存在するかどうか確認します。 これはユーザーフォームで入力されたデータを登録する時にエラーが発生するよりも、フォームを開く前にチェックした方がスムーズな流れになると考えたからです。
ファイルの存在確認は、Dir関数で行います。コードは他でも使えるように標準モジュール内にPublicで記入します。
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シート画面
「顧客の登録」ボタンをクリックし、設定シートで作成されたデータベースファイルが存在する場合、ユーザーフォームを 呼び出し、もし見つからない場合は下のエラーメッセージが表示されます。
シートのVBAコード
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim sfina As String
Dim sdir As String
sdir = ActiveWorkbook.Path
If Right(sdir, 1) <> "\" Then
sdir = sdir & "\"
End If
sfina = sdir & Sheets("設定").TextBox1.Value & ".1mdb"
If ExDir(sfina, vbNormal) = "" Then
MsgBox "設定シートで指定されたデータベース(" & sfina & ")が見つかりません" & _
"データベースをこのExcelファイルがあるフォルダにコピーするか、新規作成してください"
Exit Sub
End If
Form入力.Show
End Sub
標準モジュールに入力します。
Option Explicit
'ファイル、フォルダの存在確認
Public Function ExDir(sName As String, nAttr As Integer) As String
If sName = "" Then
ExDir = ""
Exit Function
End If
On Error Resume Next
Err.Number = 0
ExDir = Dir(sName, nAttr)
If Err.Number <> 0 Then
ExDir = ""
End If
On Error GoTo 0
End Function
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