Excel VBA:ユーザーフォームを開く時、位置を指定するコード

Excel VBAでユーザーフォームを開く時、LEFTとTOPプロパティで位置を指定するコードです。



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ユーザーフォームの位置は、StartUpPositionプロパティで下記の設定が可能です。

VBAで指定した位置に配置したい場合は、「0 - 手動」にセットします。

ユーザーフォームの位置を指定するには、LEFTとTOPプロパティを使います。

LEFTプロパティはフォームの左位置、TOPプロパティはフォームの上位置です。

位置の基準はExcel画面でなく、Windows画面(デスクトップ)が基準になります。

LEFTとTOPプロパティの構文

自身のフォームから指定する場合は、Meキーワードを使用することが可能です。

ここでは、ユーザーフォームが開く直前に実行する、Initializeイベント内で位置指定のVBAを実行します。

応用例としては、ユーザーフォームが閉じる直前に左上位置を保存し、次回開く時にその値をセットします。

これにより前回と同じ位置で開くので、操作者は違和感なく、操作し易い位置で常に使用できるようになります。

関連する記事として「Excel:ユーザーフォームの作成方法 - コントロールの挿入方法」を掲載していますので参照してください。




ユーザーフォームを開く時、Excel VBAで左上位置を指定する

StartUpPositionプロパティの設定

Excelユーザーフォームの「StartUpPosition プロパティ」を「0-手動」にします。

StartUpPositionプロパティの設定画面

ユーザーフォームのVBAコード

ユーザーフォームが開く直前に実行する、Initializeイベント内に記述します。

Private Sub UserForm_Initialize()
    'フォームの左位置
    UserForm1.Left = 50
    'フォームの上位置
    UserForm1.Top = 10
End Sub

ユーザーフォームを開いた画面

下画像はExcelからユーザーフォームを開いた画面で、Excel画面がユーザーフォームの下にあります。

左位置50、上位置10の座標を指定しています。

この画像により呼び出したExcel画面ではなく、Windows画面(デスクトップ)が基準になっていることが分かります。

ユーザーフォームを開いた画面


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